小さな飲食店が常連客をつくる3つの方法|13年の実体験から

集客・販促

はじめに

新規客を集めることに必死になっている飲食店は多いです。でも小さな店が本当に大切にすべきは、来てくれたお客さんにまた来てもらうことです。

新規客を1人集めるコストは、常連客を1人維持するコストの5倍以上かかると言われています。広告費をかけて新規客を呼び続けるより、常連客を着実に増やす方が、小さな店の経営はずっと安定します。

私は京都で鉄板焼きの16席の店を13年やっています。その中で実際に効果があった、常連客をつくる3つの方法をお伝えします。


① 自分をさらけ出して会話のきっかけをつくる

常連客になってもらうには、まずお客さんに店主のことを知ってもらうことが大切です。

私がやっているのは、メニューの1ページに自己紹介を載せること。出身地、年齢、家族構成、趣味——いわゆる「プロフィールページ」をメニューの中に作っています。

これが意外なほど効果があります。お客さんがメニューを見ながら「出身どこですか?」「お子さんいるんですか?」と話しかけてくれるようになるんです。

料理だけを提供する店は世の中にたくさんあります。でも店主の人柄を感じられる店は、そうそうありません。自分をさらけ出すことで生まれる会話が、常連客への第一歩になります。


② 公式LINEで毎週「生活感のある情報」を届ける

公式LINEを使っている飲食店は増えていますが、多くの店が「今週のおすすめメニュー」「○○フェア開催中」といった宣伝だけを配信しています。

それだけでは読まれなくなります。

私がやっているのは、定休日に自分が行った店や食べたもの・飲んだものを画像付きで配信することです。「昨日こんな店に行ってきました」「このワイン、めちゃくちゃよかったです」といった、店主の日常を届けるイメージです。

これをやると、次に来店したお客さんが「あの店、どこにあるんですか?」「そのワイン飲んでみたいです」と話しかけてくれます。LINEが会話のきっかけになるんです。

宣伝だけのLINEは登録解除されます。でも生活感のある情報は、読んでもらえます。


③ 予約客を名前で呼ぶ

これは小さなことのようで、大きな効果があります。

予約してくださったお客さんが来店したとき、「○○様、いらっしゃいませ」と名前で呼ぶ。それだけで、お客さんの表情が変わります。

大きなチェーン店ではできないことです。でも小さな店なら、予約台帳を確認しておけば必ずできます。

名前を呼ばれたお客さんは、「自分はこの店に覚えてもらっている」という特別感を感じてくれます。その感覚が、また来たいという気持ちにつながります。


まとめ

常連客をつくるのに、お金はほとんどかかりません。必要なのは、小さな工夫と継続する習慣です。

メニューに自己紹介を載せる、LINEで生活感のある情報を届ける、名前で呼ぶ——この3つを続けるだけで、お客さんとの関係は確実に深まっていきます。

小さな店だからこそできる常連客づくり。ぜひ今日から試してみてください。

コメント